Open Syllabus

作り方を、隠しません。

現在、公開済みの動画・記事は0本です。

このページは、一曲ができるまでの全工程を、何を・どの順番で出すのかを先に全部書いた予定表です。まだ何も公開していません。
ただし、1回分だけは、いまここで読めます——第2部01「自分の歌に合うキーの決め方」を、下に全文置いてあります。動画を待たずに、今日1つできるようになります。

先に、1回分を読む 全22回の予定を見る
01 — Why

なぜ、無料で全部出すのか

作れる人が増えたほうが、音楽は面白くなります。作り方を出し惜しみして得をする人は、たぶん誰もいません。
そのうえで、これは宣伝でもあります。全工程を見せれば、TIP MUSICが何をどこまでできるかも一緒に伝わる。自分で最後までやりきれた人は、それでいい。やりきれなかった人が、思い出して来てくれればいい。押し付けるつもりはありません。

02 — Lesson

自分の歌に合うキーの決め方

第2部01。動画はまだありませんが、この回は文章だけで完結します。鍵盤(スマホの無料ピアノアプリでOK)と自分の声があれば、15分でできます。読み終えたときに、紙に音名が2つ書かれていれば成功です。

用意するもの

  • 鍵盤(スマホの無料ピアノアプリ、またはDAWのピアノロール)
  • 自分の声
  • 紙かメモアプリ

手順1|「無理なく出る」いちばん高い音を見つける

鍵盤を下のほうから1音ずつ鳴らして、その音と同じ高さで一緒に声を出します(「あー」で構いません)。半音ずつ上げていって、次の3つが全部そろう、いちばん高い音で止めてください。

  1. 4拍ぶん(3秒くらい)伸ばしても、音が痩せない
  2. のけぞらない。顎が上がらない。喉に力が入らない
  3. 5回続けて出しても、声が枯れない

これがあなたの「無理なく出る最高音」です。限界の音ではありません。1回だけ気合いで出た音は、ここには入れないでください。本番では出ません。

画面に表示されている音の名前を、そのままメモします。ここでは仮に「上限」と呼びます。

手順2|同じやり方で、いちばん低い音を見つける

今度は下へ降りていきます。芯のある声で鳴っている、いちばん低い音まで。息の音だけになったら、そこはもう含めません。
これを「下限」としてメモします。

これで、あなたの音域が2つの音で確定しました。以降、この2つを一生使います。

音の名前が、ソフトによってズレる件

同じ鍵盤なのに、Cubaseでは「C3」、別のソフトでは「C4」と表示されることがあります(Cubaseは初期設定で、中央のドをC3と表示します。設定で変更できます)。
どちらが間違いという話ではありません。大事なのは、絶対的な名前ではなく、鍵盤の上での位置と、2つの音のあいだの距離です。名前は、いま自分が見ている画面の表示をそのまま書き写せば足ります。
——この「距離で数える」考え方は、第2部03でもう一度扱います。

手順3|曲のいちばん高い音を、「上限の半音1つ下」に置く

ここが、この回でいちばん大事なところです。

サビの最高音 = あなたの上限 − 半音1つ

なぜ、わざわざ1つ下げるのか。上限ぴったりで曲を書くと、こうなるからです。

  • 緊張すると出ない
  • レコーディングの2テイク目で枯れる
  • ライブの3曲目で出なくなる

半音1つぶんの余裕が、この3つを全部救います。いちばん高い音を出し切るために曲を書くのではありません。何度でも出せる音で、いちばん良く聴こえるように書くのです。

手順4|そこからキーを逆算する

作りたいメロディを、まず適当な高さで口ずさんでみます。そのサビの最高音が、手順3で決めた音より高いか低いか。鍵盤の上で、その差が半音いくつぶんかを数えます。

DAWなら、メロディのノートを全部選択して、その数だけ上下に動かす。それで移調は終わりです。コード進行も、同じ数だけ動かします。

最後に必ず確認すること:動かしたあとの「曲のいちばん低い音」が、あなたの下限より下に行っていないか。

下限を割ってしまったら

その曲は、いまのあなたの音域より広い、ということです。直し方は3つあります。

  1. 低いフレーズを、1オクターブ上げて歌う(Aメロだけ上げるのは、よくある手です)
  2. その低いフレーズのメロディを書き換える(下がりきる前に、音を上へ折り返す)
  3. 曲全体をもう半音下げる(手順3で上限に1つ余裕を作ってあるので、まだ下げられます)

今日、できるようになったこと

紙に、音名が2つ書けているはずです。

  • 上限=無理なく出る、いちばん高い音
  • 下限=芯のある声で出る、いちばん低い音

この2つが決まると、次に作る曲のキーは、当てずっぽうではなく計算で決まります。「なんとなくキーが合っていない気がする」で悩む時間は、これで終わりです。

この続き——決めたキーで実際にメロディを打ち込む話は、第1部06「メロディを乗せる」で扱います。

1本目が出たら、知らせます。

公開日は約束しません。決まっていないからです。
その代わり、1本目を公開したときにメールを1通送ります。メールアドレスだけで登録できます。いつでも解除できます。

お送りするのは、公開のお知らせと、オーディションの結果発表だけです。営業のメールは送りません。プライバシーポリシー

03 — Syllabus

公開シラバス

これは予定表です。まだ1本も公開していません。公開の順番だけを先に決めて、ここに置いておきます。公開が始まったら、この表に公開日を追記していきます。順番は必要に応じて入れ替えることがあります。その場合もこの表を書き換えて残します。

この予定表は 2026年7月15日(水)時点のものです。(尺は目安です。実際の長さは前後します)

第0部|公開添削(Before / After)

最初に出します 全3回

うまくなる瞬間を、そのまま見せます。わざと「初心者がつまずく通りに」作った曲を、配信で戦える音まで直す全工程を公開します。教材であり、TIPの実力を判断する材料であり、サンプル曲でもある——だから、第1部より先にここから出します。
直す症状は3つ:音が薄い/こもる/リズムが立たない。トップページの「うまくなる瞬間を、そのまま見せます。」で挙げているのが、この回です。

内容この回が終わると、できるようになること
01Before:わざと初心者がつまずく通りに作った曲を、そのまま出すDTM 初心者 曲 しょぼい/音が薄い 原因尺の目安:10分/音源も配布します自分の曲の「なんか違う」が、音が薄い・こもる・リズムが立たないの、どれなのかを切り分けられる。
02Process:どこを、なぜ、どう直すのか(ノーカット)MIX 初心者 やり方/EQ コンプ 使い方 実践尺の目安:60分/使うプラグイン名・数値・失敗した手も全部出します直す順番(音量→帯域の整理→前後の距離)が分かり、自分の曲でも同じ手順を踏める。
03After:配信で戦える音まで仕上げて、Beforeと並べて聴くMIX ビフォーアフター/マスタリング 音圧尺の目安:15分/同じ画面で切り替えて比較します「どこまで変わるのか」を耳で確認でき、自分の直し方の効き目を自分で判定できる。

添削するのは、TIPが自分で作った曲です。応募・依頼でお預かりした曲を、勝手に教材にすることはありません。

第1部|1曲を最後まで完成させる

Cubase|全11回
内容この回が終わると、できるようになること
00何を買って、何を買わないか(今日いくらかかるか)DTM 何から買う/DTM 初期費用/オーディオインターフェース 必要?尺の目安:15分今日いくら使えばいいかが決まる。買わなくていいものが分かり、無駄な出費が止まる。
01インストールから、音が鳴るまでCubase 使い方 最初/Cubase 初期設定 オーディオ設定尺の目安:20分DAWを開いて、自分の作った音を、自分のイヤホンで鳴らせる。
02付属の無料版(Cubase AI / LE)だけで、どこまで作れるかCubase AI 何ができる/Cubase LE 違い尺の目安:20分いま手元にあるものだけで曲が作れると分かり、「買い足さない理由」がはっきりする。
03コード進行を打ち込む(覚える理論は3つだけ)コード進行 作り方 初心者/ダイアトニックコード とは尺の目安:25分/関連:第2部05・06・07・088小節のコード進行を自分で決めて、鳴らせる。
04ドラムを入れる(付属音源だけで戦う)ドラム 打ち込み 初心者/Groove Agent SE 使い方尺の目安:25分/関連:第2部04Aメロ・サビでノリの違うドラムを打ち込み分けられる。
05ベースとシンセを重ねるベース 打ち込み コツ/音が薄い 対処尺の目安:25分コードとドラムだけの土台に厚みが出て、曲らしく聴こえる。
06メロディを乗せる(作曲が止まる3つの原因)メロディ 作り方/作曲 できない 原因尺の目安:30分/関連:第2部01(キーの決め方・このページで読めます)思いついたメロディをその場で形にでき、止まったとき原因を切り分けられる。
07歌を録る(宅録・マイク1本・防音なし)宅録 やり方/DTM 歌 録音 マイク尺の目安:25分自分の部屋で、そのまま使える歌のテイクを録れる。
08MIXの最低限(音量・EQ・コンプの3つだけ)MIX やり方 初心者/歌 埋もれる 対処尺の目安:35分/第0部02の短縮版です歌が埋もれず、音量がバラバラでない状態まで自力で持っていける。
09書き出して、配信する(TuneCore Japan・BIG UP! などを実際に比較)自分の曲 配信 方法/サブスク 配信 個人/ディストリビューター 比較尺の目安:30分/実際に登録画面を映します音源ファイルを書き出し、配信サービスに登録するところまで自分でできる。手数料の違いも判断できる。
10総集編:0から1曲を完成させる(全工程ノーカット)DTM 1曲 完成まで/作曲 全工程尺の目安:3時間/完成した曲は、この学ぶページに置きます1曲が完成するまでの時間の流れと、迷う場所・戻る場所が全部見える。

第2部|音楽理論(曲を作るために必要な分だけ)

全12回
内容この回が終わると、できるようになること
00楽典だけを最後までやっても、曲は1曲も書けません音楽理論 意味ない?/理論 どこまで必要尺の目安:15分理論を「どこまで」「何のために」やるかの線引きができ、遠回りをやめられる。
01自分の歌に合うキーの決め方 ← このページで全文読めます自分の キー 調べ方/音域 測り方尺の目安:15分/関連:第1部06 先に読む自分の声で気持ちよく歌えるキーを、当てずっぽうでなく決められる。
02音の名前と、ピアノロールの座標ピアノロール 見方/音名 C3 C4 違い尺の目安:15分「この音は何か」を画面上で即答でき、理論の話とDAWの画面がつながる。
03音程(暗記なし・鍵盤の距離で数える)音程 数え方/半音 全音 とは尺の目安:20分2つの音の関係を、覚えていなくてもその場で数えて言える。
04リズムと拍子(DAWのグリッドは拍子そのもの)拍子 とは/8分音符 打ち込み尺の目安:20分/関連:第1部044分の4以外の曲でも、グリッドを見て正しい位置に打ち込める。
05スケールと調スケール とは/メジャースケール 使い方尺の目安:20分/関連:第1部03曲の中で「使える音/浮く音」が判断でき、外した理由を説明できる。
06コードの成り立ち(三和音・七の和音)コード 構成音/セブンスコード とは尺の目安:20分/関連:第1部03コードネームを見て、押さえる音を自分で組み立てられる。
07コードの機能(T・D・S)コード 機能 とは/トニック ドミナント尺の目安:25分/関連:第1部03進行が「進む感じ/帰ってきた感じ」の理由が分かり、狙って作れる。
08ダイアトニックコードだけで、締切に間に合う曲は作れるダイアトニックコード 使い方/コード進行 決め方尺の目安:25分/関連:第1部03限られた材料だけで、迷わず1曲分の進行を決め切れる。
09コード進行の型を、10通りに変形するコード進行 バリエーション/代理コード尺の目安:30分手持ちの1つの進行から、雰囲気の違う複数の案を出せる。
10転調(実務で使うのは2種類だけ)転調 やり方/最後のサビ 転調尺の目安:25分最後のサビで景色を変える転調を、破綻させずに入れられる。
11リハーモナイズ(自作曲を実際に直しながら)リハーモナイズ とは/コード 地味 直す尺の目安:30分「なんか地味」な自分の曲のコードを、理由を持って差し替えられる。

第2部は、第1部の「1曲を完成させる」流れの中で必要になる分だけを扱います。理論だけを単独で積み上げる講座ではありません。各回の「関連」は、第1部のどの回で実際に使うかを示しています。

04 — Accuracy & Corrections

どこまで正確に話すか

音楽理論の解説は、言い切ったほうが分かりやすくなります。ただし、言い切っていいことと、そうでないことがあります。その線引きを先に決めて、公開しておきます。

断定の範囲断定するのは、典拠のあることだけです。流派や教科書によって見解が割れる論点は、「そう教える立場もある」と、割れていること自体を含めて説明します。
誤りの指摘歓迎します。コメント・DM・メールのどれでも受け付けます。指摘は必ず確認し、こちらの誤りであれば訂正を出します。対応にかかる時間は約束しません(公開日を約束しないのと同じ理由です)。
訂正の残し方訂正は概要欄・記事本文に追記し、元の動画・記事は消しません。「何を間違えて、どう直したか」が後から追えるようにします。誤りをなかったことにはしません。
音名の表記音名は英語音名(C・D・E…)で統一します。イタリア音名(ド・レ・ミ)は、初出時の補助としてのみ併記します。
参考文献本や資料を参考にした回は、書名・著者名・出版社・該当する章を必ず明示します(各出版社との関係はありません)。要約だけを自分の発案のように話すことはしません。
05 — Where

どこで公開するか

この3か所で出していきます。アカウントは先に用意してありますが、まだ投稿は1本もありません(見に行っても、いまは空です)。公開が始まったら、この予定表にも公開日を追記します。
先に知りたい方は、1本目が出たときのお知らせに登録してください。

YouTube

本編(動画)

シラバスの各回は、まずここで動画として出します。画面はすべて実際の作業画面です。

@tipmusic_tokyo(投稿はまだありません)

note

本文(記事)

動画の内容を、あとから検索して読み返せる形にします。訂正の記録もここに残します。

開設準備中。公開時にこのページへリンクを追加します。

X

更新のお知らせ

公開の告知と、短い補足。オーディションの締切(毎月第3日曜)もここで流します。

@tipmusic_tokyo(投稿はまだありません)

06 — FAQ

よくある質問

まったくの初心者ですが、大丈夫ですか。
第1部は00「何を買って、何を買わないか」から始まり、01は「インストールから、音が鳴るまで」です。DAWを開いたことがない状態を出発点として作ります。ただし、動画を見るだけで曲は完成しません。手を動かす時間は必要です。
機材は何を買えばいいですか。今あるもので足りますか。
第1部00で、「何を買って、何を買わないか(今日いくらかかるか)」を最初に扱います。結論から言うと、多くの人は買い足さなくても始められます。オーディオインターフェースに付属する無料版(Cubase AI / LE)でどこまで作れるかは、第1部02で実際に見せます。
Cubase以外のDAW(Logic・Studio One・Ableton・FL Studioなど)を使っています。役に立ちますか。
考え方と音楽理論の部分は、そのまま使えます。DAWが違っても、コードを打ち込む・ドラムを並べる・音量を整えるという工程は変わりません。ただし操作画面はCubaseです。ボタンの位置やメニュー名は、お使いのDAWに読み替えていただく必要があります。
Pro Toolsはやらないのですか。
シリーズ本編はCubaseで通します。Pro Toolsは、レコーディングスタジオで実際に使われる場面が多いため、基礎の操作だけを特別回として扱う予定です。Pro Toolsで1曲を完成させるシリーズは、現時点では予定していません。
有料のレッスンやオンラインサロンはありますか。
今はありません。無料で公開するもの以外に、販売しているものはひとつもありません。
公開はいつからですか。頻度は。
まだ1本も公開していません。公開が始まったら、この予定表に公開日を追記していきます。お知らせの登録をしていただければ、1本目が出たときにメールを1通お送りします。
解説の内容に間違いを見つけたら、どうすればいいですか。
遠慮なく指摘してください。必ず確認し、こちらの誤りであれば訂正を出します。元の動画・記事は消しません。詳しくは「どこまで正確に話すか」に書いてあります。

行き詰まったときの、ほかの2つの道

TIP MUSICは「自分の曲を持ちたい人」に3つの道を用意していて、このページはその1つ目(じぶんでつくる)です。3つとも行き先は同じ(自分の曲が世に出る)で、途中で行き来もできます。

選ばれてつくる(特待生オーディション):審査に通れば、TIPが制作費を出します(特待S=0円/特待A=250,000円)。ただし権利はTIPが保有・管理し、原盤収益と著作権使用料の20%(S)/50%(A)を分配する形です。常設・毎月第3日曜締切。18〜29歳・無所属の方が対象。応募・審査は無料。詳細を見る

まかせてつくる(受託制作):1曲500,000円(税込)のフルパッケージ。権利(著作権・原盤権)はすべて依頼者のもの(買い切り)。年齢も所属も問いません。料金と権利を見る